07/12/18 01:52:20
via NASA
NASAは12月13日、「EPOXI(Extrasolar Planet Observation and Deep Impact Extended
Investigation)」の探査目標を、ハートレー2彗星に決定したことを発表した。
「EPOXI」はディープ・インパクト彗星探査機を再利用したミッションで、新しい彗星を探査する
「DIXI(Deep Impact Extended Investigation)」と、太陽系外惑星の観測を行う「EPOCh
(Extrasolar Planet Observation and Characterization)」の2つのミッションに分かれている。
「DIXI」として、ディープ・インパクト彗星探査機は今後3回の地球フライバイを実施し、
軌道修正及び速度変更を行い、2010年にハートレー2彗星に接近して探査する予定。
JPLによるオペレーションは既に11月1日に始まり、ディープ・インパクト彗星探査機の
最初の地球フライバイは2007年12月31日に予定されている。
一方、ディープ・インパクト彗星探査機には2台の大型望遠鏡が搭載されており、
「EPOCh」として、2008年1月下旬に、比較的近い太陽系外惑星の観測を開始する予定。
ディープ・インパクト彗星探査機は2005年1月12日に打ち上げられ、2005年7月に
テンペル第1彗星に接近し、観測を行った。また、重さ約370kgのインパクターを放出し、
テンペル第1彗星に衝突させた。
なお、ディープ・インパクト彗星探査機を再利用したことで、「EPOXI」はわずか4000万ドル
(約44億円)という低予算を達成している。
(画像等の詳細はソースを御参照下さい)
ソース:sorae.jp
URLリンク(www.sorae.jp)
■NASA Sends Spacecraft on Mission to Comet Hartley 2
URLリンク(www.nasa.gov)