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水素が「悪玉」活性酸素除去=細胞を保護、脳障害抑制
5月8日2時30分配信 時事通信
さまざまな病気の原因とされる活性酸素のうち、特に有害なものだけを水素が除去することを、
日本医科大の太田成男教授(細胞生物学)らのグループが突き止めた。8日付の米医学誌
ネイチャー・メディシンの電子版に発表した。
活性酸素は酸化作用によって細胞や組織を傷つけ、がんや老化などのもとになると
考えられているが、免疫など生体にとって重要な役割も担うことが分かっている。
太田教授らは、培養細胞内で人工的に活性酸素を発生させ、水素を加えた場合の変化を調べた。
その結果、活性酸素のうち特に酸化力の強い「ヒドロキシルラジカル」の量が減少し、
細胞死が抑制されることを、複数の方法で確認した。
酸化力の弱いその他の活性酸素の量は減少せず、水素がこれらを除去しないことが示された。
さらに、活性酸素が影響すると考えられる脳障害への効果を見るため、脳の血流を止めて
脳梗塞(こうそく)を起こしたマウスにさまざまな濃度の水素ガスを吸わせた。その結果、
脳障害の進行を防止でき、濃度2%では国内で使われている治療薬以上の効果を示した。
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