06/12/22 00:16:01
滋賀県大津市の比良山系で20日夕、「飛行機が落ちたのでは」という通報を受けた
滋賀県警は21日も山中を調べたが、何も見つからず、捜索の打ち切りを決めた。
通報のあった時間帯に、京都市内で飛行物が撮影されていたことや、米航空宇宙局
(NASA)のスペースシャトルと国際宇宙ステーション(ISS)を目視できたこと
が判明したが、いずれも関連はわからず、謎は深まるばかりだ。通報は大津市内の
女性がブーメランの形をした飛行機のようなものが急降下するのを目撃したというもの。
21日になって、通報の前後の時間帯に、京都市左京区の久能木利武さん(72)が
飛行物を撮影していたことが判明。久能木さんは「赤い火の玉と2本の短い飛行機
雲状のものが見えた。かなりの速度で、建物の陰に入って見えなくなった」と話した。
また宇宙航空研究開発機構(東京)によると、20日夕にシャトルと宇宙ステーション
が近畿上空を飛んでいたという。
久能木さんが撮った写真を見た倉敷科学センター(岡山県)の石井元巳・天文技師は
「飛行機と飛行機雲に夕日が反射している可能性が高い。シャトルや人工衛星なら、
離れたところにあるので、点のように見えるはず」と説明する。
しかし、該当する飛行機はなく、県警幹部は「通報者の証言は具体的なのに……」と
首をかしげている。
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