06/04/24 21:39:07 p5VzfCWs
>>76
これってエネルギー媒体としての水素を安全に保管し、発生させ、太陽光でリサイクルする技術。
電気自動車や、気体・液体の水素を燃料とする燃料電池or水素エンジン自動車だって、目立った
重量変化はありませんよ。
自動車を500km走らせるのに必要な水素が6kgですので、それを消費して如何ほど変わるかって
ことですから。
比較的安全なマグネシウムと水を搭載し、それを反応させることで生じる水素を燃料電池なりエン
ジンで使い、酸化物を回収して太陽光をエネルギー源にして還元させるシステムですから、すぐに
は無理でも最終的にはエネルギー収支でプラスになるでしょう。
また、マグネシウム自体はリサイクルで劣化したり損耗しないというのも利点ですね。
更に言えば、水素を燃焼させた後の水蒸気を還水すれば、水の搭載量も減らせるかも知れません。
ちなみに全てを車載するのではなく、太陽光で酸化物を還元する施設は別です。
今のガソリンだってローリーで輸送してますし、それが双方向になるだけのことです。
最大の特徴は、水素や電力と違って安定化した形で、それこそ一般家庭でも保管できるということ
ですね。