06/04/25 17:07:28 iheGUXB/
>>105>>106
中の人じゃありませんので念のため。
スラリー若しくはケーキという状態は産業的にも多用されていますし、そのためのポンプの類もあります。
尤も経験上、金属粉を如何に細かくしたところで、重量比1:1で水と混合すると懸濁したタダの液体です。
むしろ水が多すぎて自然沈降などの問題が生じますので、水は減らしてスラリー状で保管し、使用段階で水と
接触させて反応させることになるでしょう。
一度燃焼を開始したマグネシウムは消えないという点は了解していますが、物理的に供給ルートを弁などで遮断
すれば延焼はしないものと思われます。
要は燃焼ペースに合わせて定量的に供給し、燃焼を止めたい時には弁で遮断するなど、普通のガスコンロと何ら
変わらないと考えるのが妥当ではないでしょうか。
また予め点火するのではなく、外的要因でマグネシウムが水中で自然発火するためには、加圧環境が必須です。
なぜなら最低でも140℃を達成せねばならないのですから。
つまり供給経路や保管容器の圧力が常圧であれば、水が沸騰したとしても水-マグネシウム混合物の自然発火の
可能性は極めて僅かであり、反応が持続可能とする要素は少ないと思います。
ただ実用的に考えれば、反応温度はもっと高温の方が発生熱の有効利用が図りやすいでしょう。
安全性の面ですが、仰るように懸濁液が飛散したら、乾燥を待たずに表面から引火・燃焼する危険性は確かに
あります。
そうですね・・・
安全性という観点で高圧ボンベと比較するならば、>>1方式は比較的容易に飛散し火災になる可能性があると
言えるでしょうが、水素高圧ボンベ方式では限界を超えたら火災どころか洒落にならない大爆発を生じる可能性
が存在します。
ですので、どちらが安全かと言えば・・・・どっちでしょうねぇw
容易に消せないといっても酸素遮断すれば消えるのは、水素もガソリンもマグネシウムも同じで、水を消火に
使えないのも同じですし。
個人的には耐圧容器が炸裂する微少な危険性を覚悟するよりも、飛散し燃える可能性の方が被害を制御をし易い
ような気がしますが。油火災と同様の実績ある対処方法で対応可能ですから。
>少なくとも理論上現行方式より有利な可能性を見せてくれないとなあ、と思うのです。
現行方式のほとんどが化石燃料・核燃料を元に、その形態を変化させただけの物ですが、>>1はそれを覆す可能性
がある、という所でしょうか。
正直、安全性とかは今後如何様にもなる要素であり、現時点で不安要素があるとしても、根本的にエネルギーサイ
クルを変化させるアイデアの価値はさほど損なわれないというのが私の考えです。
現状では100%輸入に頼る、日本のライフラインの一部を国内で担える可能性を示しているのですから。
まぁ本気でトンデモなものま研究しろとは言いませんがね>>104