08/03/31 06:24:49
新銀行東京、「最終責任は私にある」石原知事が初めて謝罪
追加出資問題で、初めて謝罪した石原知事 新銀行東京(東京都千代田区)に、
都が400億円を追加出資する是非を審議している都議会予算特別委員会は25日、各党代表が最後の質疑を行った。
この中で、石原慎太郎知事は、新銀行が経営難に陥ったことを初めて謝罪するとともに、「都の監視が十分とはいえなかった。
その最終責任はトップである私にある」と述べ、経営悪化の責任も初めて認めた。同委員会は26日、追加出資案を採決する。
石原知事は、与党の自民党の質問に対し、累積赤字が936億円(昨年9月末)に上った経営状況について、
「結果的にこのような状態になり、都民の皆様に心配をおかけした。大変申し訳なく、深くおわびします」と述べ、頭を下げた。
新銀行のシステム費用に124億円を投入するなど、都が開業前に作成した過大な基本計画が経営難の一因と指摘されていることについては、
担当局長が「専門家が検討を重ねた」と述べるにとどまった。
一方、追加出資に反対している野党の民主党の質問に対しては、知事は激しい応酬を展開。民主都議が「知事は手柄は自分のものにして、
失敗は他人に押しつけている」とただすと、石原知事が「いつ私が失敗を押しつけたのか。逆にうかがいたい」と強い口調で返す一幕もあった。
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