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日本銀行松江支店(吉岡伸泰支店長)の情報流出問題で、新たに機密性の
高い「要注意」指定資料が流出していたことが23日、分かった。信用金庫
1社の決算資料で、取引先の企業などを「破綻(はたん)懸念先」と記載。
取引先の信用不安につながりかねず、支店は調査を始めた。流出の拡大で
事態はより深刻になった。
支店によると、男性職員が06年1月~08年3月、私有パソコンに業務
データを取り込み、自宅で作業。このパソコンでファイル交換ソフト
「Winny」(ウィニー)を使い、暴露ウイルスに感染、これまで別の
信金の「要注意」資料など計5件の資料流出が確認されている。
今回の流出資料には、ある信金の06年度決算の見込み額のほか、島根、
鳥取両県内の企業と個人の計四つの取引先を「破綻懸念先」とする記述が
あった。職員が私有パソコンに取り込んだデータには信金2社分の決算
状況の資料があり、ともに流出していたことになる。
【細川貴代、山下貴史】
毎日新聞 2008年3月24日 2時30分