07/12/16 07:23:54 0
・日本企業のインターネット上の「仮想空間」サービス参入が相次いでいる。しかし、国内でも大きな
注目を浴びた米リンデン・ラボ社が運営する3次元仮想空間「セカンドライフ(Second Life)」では、
今仮想空間内にユーザーが見当たらない「過疎状態」が目立ってきている。
はてなは13日、「はてなワールド」β版を100人の会員限定で公開した。仮想空間で自分のアバター
をつかって他人とコミュニケーションできるというものだ。また、伊藤忠商事、フジテレビ、産経新聞、
イオンなどは仮想空間「meet-me」を展開するココアに出資し、07年12月中旬頃に「meet-me」α版が
公開される見通しだ。国内企業の仮想空間サービス参入は過熱ぎみだ。
しかしその一方で、日本国内でも多くの企業が出店するなどして大きな注目を浴びた「セカンド
ライフ」の「過疎化」が目立っている。J-CASTニュース記者が「セカンドライフ」のなかで有名企業の
「仮想店舗」「仮想社屋」を訪れたところ、建物は現存しているものの他のアバターが全くいないと
いう現象が相次いでいる。
かつては日本人ユーザーの人気スポットとされた「NAGAYA」。かつては、京都に模した日本的な
街並みのなかに、様々な格好をしたアバターが盛んにチャットで会話を楽しむ姿があったが、
だれもいない。さらに、4月に出店したソフトバンクモバイル、7月に出店した三越などにも他の
アバターはおらず、12月3日に開設したばかりの神奈川新聞社の「SIM(島)」にも残念ながら
記者以外だれ一人いなかった・・・
今、「セカンドライフ」が直面しているのは、多くの建造物が並ぶ街で人がほとんどいない「過疎」
状態だ。
ネットメディアのITmediaは「Second Life"不"人気、7つの理由」と題した記事を07年3月に掲載した。
「要求PCスペックが高い」「何をしていいか分からない」「何をするにもお金がいる」「人気の場所は
エロかギャンブル」などの理由を挙げて、「Second Lifeはまだ黎明期。過剰な期待を寄せて
こぞって報道したり、企業広告で埋め尽くす前に、世界を面白くしてくれるクリエイターを育て、
コミュニティーを健全に成長させることが先決」などと述べていた。(>>2-10につづく)
URLリンク(www.j-cast.com)