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・和歌山「正論」懇話会の第52回講演会が14日、和歌山市の県民文化会館で開かれ、台湾の
駐日大使にあたる台北駐日経済文化代表処代表の許世楷氏が「台日関係の現況と展望」と
題して講演した。許氏は「台湾と日本の重要な国家利益は多くが共通している。
両国が協力して中国の脅威に対抗すべきだ」と強調した。
許氏は講演で、台湾と日本が民主主義という同じ社会的価値観を持つことなどから「お互いに
理解しやすい親密な関係になっている」と分析。
また許氏は、中国が台湾の独立の動きに対して武力行使も辞さない姿勢を強めているとして、
「台湾を取ったら、次は尖閣諸島、沖縄、日本を狙う」と指摘。「台湾が現状を維持して独立し、
存続するのか。台湾が中国に併合されるのか。日本にとって好ましい道は明らかだ」と述べた。
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