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・2人が死亡、6人が重軽傷を負った長崎・佐世保乱射事件は当初の「無差別乱射」から「特定の
個人を狙った犯行」との見方も浮上してきた。関係者によると、馬込容疑者は、射殺された漁具
製造業、藤本勇司さん(36)と小中高時代の同級生で、犯行の前日にも藤本さんの自宅を訪れて
いたという。
佐世保署の調べや関係者によると、馬込容疑者は事件当日、スポーツクラブに友人男性3人を
呼び出していた。藤本さんはその一人で、「ジムの無料券を持っている。来ないか」と誘われて
いたという。藤本さんは1人でクラブへ行き、馬込容疑者に「オス」と声を掛けた途端に撃たれたという。
他に呼び出された友人も中高などの同級生だったとみられ、馬込容疑者は事件前日の13日に
「あす、友人3人を見学させたい」とクラブに申し込んでいたという。
藤本さんの弟(34)によると、馬込容疑者は週に1度は食事をしに藤本さん宅を訪問したり、
一緒に釣りに出かけたりしていた。事件前日の13日も、藤本さん宅を訪れ、2人は昼食をともに
したという。
弟は「学生時代よりは、社会人になってから親しさが増したようだ。兄は馬込容疑者のことを
『いいやつだ』『親友だ』と言っていた。その相手に、こんなひどい殺され方をするとは…」。
一方、もう一人の犠牲者となった水泳インストラクター、倉本舞衣さん(26)も馬込容疑者とは
面識があった。ただ、同じクラブに通う男性は「特に好意をもっているようには見えなかった」と
話していた。
福島章・上智大名誉教授(犯罪心理学)は「馬込容疑者は仕事や生活でストレスを抱え、自殺
願望から他人を道連れにしようと考えたのではないか。教会に逃げたのは自らの魂を救って
くれる場所だと思ったのだろう」と推測。
また、『紅楼夢の殺人』などの著書がある推理作家の芦辺拓さんは「顔見知りが集まる場所を
現場に選んだ犯人に、他人への共感を持てない心が空っぽになった人間の暴走を感じる。
スポーツクラブや仲間に疎外感を感じ、爆発したのかもしれない。動機を探るのは難しく、
私たちの理解を超えた“モンスター”のようだ」と話した。
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