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厚労省のデタラメがまた発覚した。薬害C型肝炎の追跡調査をやっている検討会の委
員が、当事者の企業からカネを受け取っていたのだ。消えた年金問題ですっかりダメ大
臣になった舛添要一厚労相は、どうケリをつけるのか。
薬害C型肝炎に感染した可能性のある患者418人の追跡調査で同省が11月に設置した検
討会には5人の委員がいる。熊田博光虎の門病院分院長、中野仁雄九大名誉教授、宮村
達男国立感染症研究所長、八橋弘国立病院機構長崎医療センター臨床研究センター治療
研究部長、吉澤浩司広島大大学院医歯薬学総合研究科教授だ。このうち2人が、訴訟被
告企業の旧三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)から、講演料や原稿料などの名目で
、それぞれ約20万円を受け取っていたのだ。
調査側と調査される側が“癒着”していて、何を調べるというのか。バカにするにも
ほどがある。
厚労省は「検討委員はその分野の第一人者。(受領した)金額は少額で、検討会の判
断が流されるとは思えず、問題ない」(医薬食品局総務課)とし、カネを受け取った2
委員の名前も「明かす必要はない」とダンマリを決め込んでいる。本気で取り組む気が
あるのか。
この問題で、政府に質問主意書を提出した民主党の山井和則衆院議員は「問題ないな
ら堂々と明かせばいい。金額の多少でなく、どんな名目であれカネを受け取っていたこ
とが親密さを表しており問題」とカンカンだ。
舛添厚労相からして、大阪高裁の和解勧告まで原告団との面会を拒否し、原告から「
信用できるのか」とヒンシュクを買っている。
こんな大臣と役人たちには、もう何も期待できない。
■ソース(Yahoo!・日刊ゲンダイ)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)