07/12/13 22:38:34 0
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
過疎化と少子高齢化が著しく進む「限界集落」をめぐり、インターネット上で今秋、
興味深い論争が巻き起こった。経済性や効率性、地域間の競争原理に重きを置
く「都市の論理」と、国土保全や食料生産の重要性を踏まえて山村や漁村への保
護政策の必要性を主張する「地方の主張」が真っ正面から衝突した。
「なぜ、限界集落応援的な報道が多いのでしょう」?。10月22日、インターネット
の掲示板「OKWave」に、こんなタイトルの質問が書き込まれた。URLリンク(okwave.jp)
(略)
質問はこう続いた。「日本の総人口が減る傾向の中、経済的に成り立ちづらい末
端の地域に居座り、医療不足だの、福祉の手が届かないなどと言っている住民は、
税金を無駄に使わせる原因をつくっている、わがままな人間ではないでしょうか」
この問題提起に、地方側に立つ人たちから反発の言葉が相次いだ。
「住み慣れたところから離れたくないのは当然の感情」「山村は手入れも何もしないと、
川、山自体も崩れます」
総じて、地方の実情を知らない都市住民への不満が目立った。「地方の疲弊が進む
と、食料を大量に消費し続ける大都市の存続にも影響する」と訴え、都市住民に理
解を求める記述もあった。
地方の主張はさらに、国防や安全保障論にも及んだ。「無人の地域が増えれば、国
防上も好ましくありません」「管理保護しない地域は国土ではないと、他国から奪わ
れそうな気もします」 (後半部略)