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愛犬が言うことを聞かないという飼い主からの相談が、京都市家庭動物相談所(南区)で近年増えている。
「散歩で言う通りに歩かない」「怒ってもほえ続ける」といった内容だ。
空前のペットブームと言われる中、飼う人のすそ野が広がり、
犬をしっかりしつけられないためとみられ、
専門家は「飼う前に教育の仕方をきちんと学んでほしい」と警鐘を鳴らす。
「両手をひっかかれて血だらけになった」。
上京区の山野良夫さん(64)は、ばんそうこうだらけの両手を見ながら苦笑する。
定年退職を機に、生後1年に満たない雑種犬を初めて飼って数カ月。
子犬はすぐに大きくなった。
「朝6時になると家の壁をガリガリひっかき、散歩に行くと飛びついてくる。
力強さについて行けない」とこぼす。
相談所によると、「飼い犬がわがまま」という相談は、10年前にはほとんどなかったという。
こうした悩みに応えるため、相談所は3年前にしつけ教室を始めた。
今年も11月に3回開いたが、計15組の定員に24組の応募があり、
初めて抽選で参加者を決めた。
家庭犬しつけインストラクターの森山知加子さん(42)=西京区=が
「ほめて育てる」「飼い主が主導権を」などとアドバイスし、山野さんも熱心に耳を傾けた。
市内の動物病院やペットスクールでしつけを指導する森山さんは
「ショッピングセンターでペットを買える時代。安易に飼うあまり、しっかりしつけられない飼い主が多い。
飼い方次第で犬は変わる」と話す。
市獣医師会(下京区)もこうした状況を問題視する。
来年3月に南区で開く初のフォーラムの演題の一つに、
行動学から見た犬のしつけに関する内容を入れた。
会長の岩田法親さん(53)は「犬から見ると、人も動物の仲間。主人の座を常に狙っている。
主従関係をつくっていくことが重要」と指摘する。
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