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名古屋市は12日、市立八事霊園・斎場(同市天白区)の火葬業務の担当職員
15人(退職者を含む)が、1994年から2002年にかけて葬祭業者から「心付け」
と称して計約4100万円を受け取っていたと発表した。市は「慣習の範囲内」など
として刑事告発はしない方針。
市の調査によると、金銭の授受は、葬祭業者計12社が「親方」と呼ばれる
指導者格の職員に渡し、親方が月に1回、部下の机の引き出しに入れる形で
分配した。1人当たり累計で約100万~380万円を受け取っていた。
市の調査に対し、既に退職している親方と呼ばれた職員は「金銭は遺族からの
謝礼で、業者を介して受け取った。『心付け』の慣習として尊重していた」と
話している。
市は慣習の範囲内などとして刑事告発を見送り、12日付で退職者を除く12人の
職員を戒告の懲戒処分とした。職員らは受け取った金を福祉団体に寄付する
意向という。
市に「職員が葬祭業者に便宜をはかった見返りに金を受け取っている」との
通報があり調査していた。
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