07/12/13 05:46:26 0
(>>1のつづき)
「女より男の方が精神的に揺れやすい、ひ弱な生き物で、いざとなると腰が引ける。雄々しさと
言うけど、男は芯が弱いから、神様は外見だけ強く造ったんじゃないかな。逆に女は芯が
強いから、外見を優しくした。お母さんが男の子に『男らしくしなさい』と言うのは、放っておくと
女になるからで、逆に女の子は、放っとくと男になるから『女らしく』と言われる。痛みや
出血に対しても女性の方がはるかに強い。さらに男は持続する単調な仕事が苦手で、
生命力も弱いから、現在寿命差が7年もある」
「女々しい(男らしくない)」という言葉も使い方を考え直した方がいいかもしれない。女々しくて
何が悪い? 女々しいからこそ男なんだ、と。
「総じて、男は未練がましい生きものでね。前の妻とよりを戻そうと、立てこもる元暴力団員も
いたでしょう。とにかく男は元の妻への回帰率が高いけど、女性は一度嫌となったら、絶対に
戻らない」
男は情けない、と思いつつも、考えてみたら「情けない」と思うことからして先入観にとらわれているのだ。
「過去の武士道が男ぶるのを強制し、おかげで女も男もひどい目に遭ってきた。いまそうした
しがらみが薄まり、本来の形に戻ってきている。だから、未練たらしく、かつてつき合っていた
女性議員のことを男が言うのも、自然の姿でね。男も女も素直に自分を表現できる時代に
なればいいんです」
結婚しない男が増えているが、渡辺さんはこれも自然の帰結とみている。
「女性には出産能力があり、それを生かせるのが結婚だが、かつて男が結婚したのは、
まず性的欲望を満たすためだった。でもそれだけなら風俗があるし、性的な快感だけなら、
自慰などで得ることができるから。それに、結婚すると独身貴族から一気に貧しくなり、
一人の女性にしばられ、ローンなど多くの負担を背負わされる。もちろん妻に優しく接して
家事も手伝い、時にはセックスもしなくてはならない。しかし問題なのは、男にとって家庭は
性的欲望をかきたてる場ではないことだね」(>>3-10につづく)