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労基法違反:静岡労働局、容疑で「丸橋運送」を書類送検 28日間連続で勤務 /静岡
静岡労働局は11日、トラック運転手7人を連続28日間働かせたなどとして、「丸橋運送」
(焼津市田尻)と同社社長(66)を労働基準法違反の疑いで、静岡地検に書類送検した。
7人のうち1人は昨年、過労による居眠り運転で5人死傷事故を起こした。それをきっかけに
労働局が本格的に調査に入り、同社が異常な長時間労働を強いていた状況を把握した。
調べによると、同社は06年10月22日~同11月18日、1週間で最長86時間働かせたり、
3日間で運送して帰るという仕事で最長約52時間運転させていた疑い。その間、1、2時間程度の
休憩を数回挟むだけで、長時間の睡眠を取る時間はなかったという。
運転手7人は20~50代で、関東や関西方面への長距離運送の部門に所属している。社長は
「客の注文通りに運送させることを優先した」と容疑を認めているという。
06年11月、東京都大田区羽田空港の国道トンネル内で、同社の男性運転手(21)
=懲役4年6月の実刑が確定=が運転するトラックが、渋滞で止まっていたトラックに追突し、
2人が死亡、3人が重軽傷を負った。運転手は事故4日前までの約1カ月間休みがなく、
その後もすぐに3日間の長距離運送業務についていた。労働局は7人以外にも長時間労働で
過労の状態にあったと見ているが、余りに過酷だったため、仕事が続かずに退職している
ケースが多かったという。【望月和美】
毎日新聞 2007年12月12日
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