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大阪府の太田房江知事(56)が3選出馬を断念した来年1月の府知事選で、
自民党府連が、民主党府連が17日にも公表する候補者に相乗りする方針を固めたことが10日、分かった。
自民の候補者選定作業が難航しているのが原因で、
政治的な立場の違いから推せない場合に備えて独自候補探しも続けるが、
民主は「実務家を選ぶ」(府連幹部)としており、了承される可能性が高い。
公明は「自・公」の枠を原則としており、3党相乗りが実現しそうだ。
3党は、3日の太田氏出馬断念の直前から、相乗りを模索してきたが、
民主党本部が独自候補方針を決めていたため、ネックになっていた。そこで着目したのが、
民主が擁立した後、自公が推す来年2月の「京都市長選方式」だった。
自民、民主は事前のすりあわせなく、独自に候補者選びを行い、公明が調整するとみられたが、
告示1カ月前の10日、結局この方式で決着する見通しになった。
自民はこれまで、タレントの西川きよし氏(61)、元鳥取県知事の片山善博氏(56)、
弁護士でタレント活動も行う橋下(はしもと)徹氏(38)ら複数人に出馬を要請したが、
いずれも断られ、仕切り直しを余儀なくされていた。
これに対し、民主は極秘に作業を進め、府連幹部は産経新聞の取材に「3人まで絞り込んだ」と答えていた。
自民は「労組出身者は乗れない」としてきたが、幹部は「労組出身はありえない」と断言。
9日の取材には「実務家を選ぶ」と明言しており、政治的な色合いはなく、自公も了承するとみられる。
民主は17日に大阪市内で開かれる政治資金パーティーで候補者を披露する予定だ。
自民党府連筋では「独自候補も探さざるをえないが、できれば17日に公表される民主の候補者に乗りたい」としている。
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