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・米子市淀江町福岡の観光施設「白鳳の里どんぐり館」で8日、この日に豆腐を食べるとウソが
消える、という県内の言い伝えに従ったイベントが開かれた。観光客らがこの1年についたウソを紙に
書いて「どんぐりポスト」に投函(とう・かん)=写真。無料で振る舞われた自家製の「名水とうふ」を
入れた豆乳鍋に舌鼓を打っていた。
大山の名水と国産大豆を使った「名水とうふ」は、どんぐり館の主力商品のひとつ。PRしようと
毎年開催しており今年で8回目。投函されたウソは掲示された。「友だちの家に行くと親にウソを
ついて彼氏と遊んだ」「お父さんの帆船模型を壊したがボンドで直して黙ってます」とたわいもないもの
から、「生活費と言って借りた金でパチンコした」「エステ通いと言ってますが、本当は変な機械を
買わされローンを払っています」と、ばれたら波紋を呼びそうなものまで様々。
今年は同市淀江町西原の日吉神社の宮司を招き、神事を初めて開催。どんぐり館中央に
設けられた祭壇には重さ9キロ、普通なら20丁分の巨大豆腐も供えられた。祝詞を奏上した
安江忠愛宮司は「ついたウソは、祓(はら)い清めるよう祈願したのでもう大丈夫」と笑っていた。
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