【論説】 「『ふわモテカール』『ちょいワルマタニティー』…欲深な女性やマスコミを揶揄する『スイーツ(笑)』流行」…IZAat NEWSPLUS
【論説】 「『ふわモテカール』『ちょいワルマタニティー』…欲深な女性やマスコミを揶揄する『スイーツ(笑)』流行」…IZA - 暇つぶし2ch1:☆ばぐ太☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
07/12/10 10:40:02 0
・あなたに必要なのは「若さ」じゃなくて「テクニック」。そんなコピーで高収入の30代女性を
 ターゲットにした雑誌「NIKITA」(ニキータ)が、来年3月号で休刊する。

 あの「ちょい不良(ワル)オヤジ」を流行させた男性誌「LEON」(レオン)の女性版として、
 2004年秋に主婦と生活社から創刊、セクシーでゴージャスなファッションを展開していた。 
 注目すべきは、その造語センス。ニキータなファッションに身を包んだ、いい女を「艶女
 (アデージョ)」、彼女たちにふさわしい男を「艶男(アデオス)」と呼ぶ。敵は20代の「コムスメ」で、
 艶女は「乳間(にゅうかん)ネックレス」(胸の谷間に下がるネックレス)や「艶尻(あでじり)」
 (色っぽいヒップ)で勝負。「乳」だの「尻」だの、女性誌にはあり得ない文字が躍るのも衝撃的で、
 女性の欲望をストレートに訴え、話題をふりまいていた。

 ニキータほどではないものの、女性向けメディアはこれまでも、数々の新語を誕生させてきた。
 「ふわモテカール」「小悪魔メイク」「プリンセス通勤」…。あの手この手で女性の消費欲を刺激し、
 いかに商品を売るか。その努力は、涙ぐましくすらある。 

 こうしたコピーをうのみにして、メディアに躍らされている女性たちを今、「スイーツ(笑)」と
 揶揄(やゆ)するのが、ネットで流行している。女性向けメディアでお菓子やデザートを「スイーツ」と
 呼ぶことに由来。「(笑)」の部分はあからさまな皮肉で、欲深な女性や横暴なマスコミを嫌うネット
 ユーザーらしい反応だ。

 ネットユーザーの肩を持つわけではないが、「ちょいワルマタニティー」を妊婦向けメディアで
 見つけたときは、さすがにのけぞった。女性の欲望は、とどまることを知らない。 

 ただ、彼女たちの造語をむやみに批判し、ツッコミを入れる楽しさが失われてしまうのも、
 残念な気もする。言葉を狩って均質化してしまっては、多様でユニークな文化は生まれてこない。 

 しかし現実問題、「若さ」も「テクニック」もない30代の「地味女(ジミータ)」としては、いっその
 こと「スイーツ」を「甘味」と呼ぶべきか悩んでいる。(猪谷千香)
 URLリンク(www.iza.ne.jp)


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