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★独法の常勤役員、4割が国家公務員天下り
独立行政法人(独法)の常勤役員に占める国家公務員OB(課長級以上)の
比率が、全体の約4割に上ることが総務省政策評価・独法評価委員会の
まとめで分かった。
所管省庁別では、国土交通省と文部科学省が44人ずつで最も多く、
独法が相変わらず公務員OBの天下りの受け皿となっている実態を裏付けた。
2006年10月1日現在で104の独法のデータを同委が集計したところ、
役員655人(常勤510人、非常勤145人)のうち、
国家公務員OBは226人(常勤200人、非常勤26人)。
常勤役員に占める国家公務員OBの割合は39・2%で、04年度57・8%、
05年度43・7%と減少傾向にはあるが、依然として高率だった。
国家公務員OBの常勤役員数を所管省庁別で見ると、国交、文科両省に次いで
多いのは、経済産業省の30人、厚生労働、農林水産両省の26人などだった。
独法ごとに国家公務員OBの受け入れ数を見ると、賃貸住宅の管理などを
主な業務とする都市再生機構(国交省所管)の8人が最多だった。
独法の常勤役員に占める国家公務員OBの割合については、政府の行政改革
推進本部が10月までに行った調査で、「約3割」という結果が出ていた。
しかし、今回の総務省の調査で、より高い比率で、独法への天下りが行われている
ことが明らかになった。
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