07/12/08 20:14:53 0
長く低迷していた米アップル製のパソコン「マック」の売り上げが好調だ。国内販売シェアは
今年前半からほぼ倍増し、特にデスクトップパソコンでは上位を脅かす存在になりつつある。
デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」のヒットでアップルのブランドイメージが
高まり、パソコンにも波及した格好だ。
調査会社BCNによると、マックの国内シェアは、今年前半は3%台半ばに低迷していたが、
11月には6.2%に回復。8月に3年ぶりにデザインを一新したデスクトップに限れば、
11月は9.9%と今年前半の5%前後から上昇し、国内メーカー3位のソニー(10.3%)に肉薄した。
さらにマックを勢いづかせたのは、10月の基本ソフト(OS)の刷新だ。
ウィンドウズとの併用を可能にした新OS「レパード」の発売に踏み切った。マックは従来、
独自のOSを搭載し、広く普及した米マイクロソフトのOS「ウィンドウズ」用ソフトが
使えなかったが、利用者の不便が解消された。
BCNによると、アップルのOSの国内販売シェアは10、11月には約6割に達し、ウィンドウズを
抜いた。「iPod購入者がレパードを買い求めた。パソコンもマックに乗り換える原動力になった」(大手量販店)という。
アップル日本法人は「マックはこれまで『設計やデザインなど専門家にファンが多いが、
一般ユーザーにはやや専門的』『操作が難しい』との先入観があった。iPodの普及で
そうしたイメージも薄れ、身近な存在になった」と人気回復の理由を説明する。
世界でも、マックの販売は好調で、今年7~9月は前年同期比34%増の216万台と四半期ベースの
過去最高を記録した。日本では量販店にマック専用売り場を開設してアップル社員を
常駐するなど販売てこ入れを本格化、ウィンドウズからの乗り換えを促す。アップル日本法人は
「日本でもシェアはさらに伸びるはず」と、音楽市場を席巻したiPod同様、パソコンでも
攻勢をかける構えだ。
*+*+ 毎日jp 2007/12/08[**:**] +*+*
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