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★「偽装を把握、放置」 船場吉兆、取締役の関与認める
船場吉兆(大阪市中央区)による偽装表示事件で、同社が農林水産省に
提出する改善報告書の中で、牛肉の産地偽装について「偽装を把握しながら、
放置した」として湯木正徳社長の長男の喜久郎取締役の関与を認めることが7日、
わかった。報告書は10日に同省に提出される予定だが、消費・賞味期限の
改竄(かいざん)についても、経営陣の結果責任を認める意向。
これまで会見で経営陣の関与を全面的に否定してきた同社が、
報告書では一転して「経営陣の責任」に言及する。
報告書は日本農林規格(JAS)法に基づく。
同社はその中で、牛肉の仕入れ担当だった喜久郎取締役が今年1月以降は
但馬牛の取引をやめ、福岡県内の業者から九州産牛肉だけを仕入れていたことを明記する。
そのうえで、贈答用のみそ漬けやすき焼きセットに「但馬牛」や「三田牛」と
偽装表示した理由を「肉質の変わらない最高級の九州産牛肉を使用していたため、
問題視していなかった」と説明、「法令順守(コンプライアンス)意識の欠如」を
背景に挙げるという。
一方、福岡市の店舗で行われた消費・賞味期限の改竄については、
経営陣の直接的な関与は否定。ただ、現場のパート従業員らに
商品をすべて売り切るようプレッシャーをかけていたとして、
改竄の「結果責任」が経営陣にあることを認める。(以下略)
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)