07/12/07 12:21:42 BvT/7p3P0
>>612
予算委員会で取り上げた消費者金融の金利問題について政府・与党が方針転換したと報道されました。
この問題の背景にはほとんどの消費者金融業者が利息制限法違反の高金利を取っているにもかかわらず
罰則が課せられずに放置されている状況があります。
多重債務者の増大とそのための社会不安。さらには利息制限法違反金利に対する
最高裁判所の厳しい判決などを踏まえてその改善を図ろうとして議論されてきたのです。
ところが政府・与党がいったんまとめた案は三年程度は現状を放置した上にさらに二年間の経過措置を認め
その上どさくさに紛れて利息制限法の上限金利引き上げまで含まれていました。
自殺者まで出している多重債務問題を早期に解決するという目的よりも
貸金業者保護が優先していると言わざるを得ず予算委員会で厳しく追及しました。
与党の中にも元々異論があったこともあり世論の後押しを受けた野党の追及が
一定の成果をあげる結果になりました。与党の中でも後藤田衆議院議員が政務官辞職という声をあげたことで
世論喚起の点で大きな役割を果たしましたし民主党内では地味ですが
前川清成参議院議員等が対案を用意して与党が強行突破の場合には
徹底抗戦する構えを準備していました。こうしたことの積み重ねが業界保護派に大きなプレッシャーを与えたと思います。
この金利問題も最終的に法案が国会に提出されてみないと
どこまで本当に改善された中身になっているのかわからない部分もあり
最後までしっかりチェックしたいと思います。また予算委員会で同時に取り上げた
障害者自立支援法の問題などについても引き続き世論の喚起や政府・与党の追及を続け
少しでも成果につなげていくつもりです。
馬鹿に説明するのめんどくせー
探したら枝野のメルマガがあったのからコピペ