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イオングループ傘下で、持ち帰り弁当店などを展開する「オリジン東秀」(東京都調布市)は5日、
記者会見を開き、関東1都2県の弁当店計20店で、自社基準の消費期限が切れた食材で
牛肉コロッケなどの総菜を製造・販売していたと発表した。1店舗のパート従業員が店長に
不正を指摘したが、聞き入れられずイオンの社内向け110番に通報、全576店の店一斉調査で
発覚した。同社は食品衛生法に違反する可能性もあるとみて各店地域の保健所に届け出たが、
「現場がもったいないと判断したようだ」と組織ぐるみの不正を否定している。
外食をめぐっては先月、山梨県内の別の弁当チェーン店で期限偽装を拒否した従業員が
解雇されたほか、大手ハンバーガー店の期限改竄(かいざん)が問題になったばかり。
食への不信は店頭品から外食にもさらに広がりそうな勢いだ。
同社によると、消費期限切れ食材を使ったのは、牛肉コロッケ、肉じゃがコロッケ、
トンカツ、ポテトサラダの4商品。同社は工場での製造日プラス2日間を食材の消費期限とし、
過ぎたものは廃棄するよう定めているが、20店では期限が1日過ぎたものを調理して販売していた。
同社では不正がいつから行われていたかなどを継続調査する。会見で加栗章男社長は
「ご迷惑をかけ、おわび申し上げます」と陳謝。「社内基準は守られていると思っていた。
社員教育や監査の体制を整え、再発防止に務めたい」と話した。
同社は昭和41年設立。社員約530人、パート約1万2000人。関東中心に弁当店のほか
中華料理店などを展開し、昨年からイオングループ傘下となった。
*+*+ 産経ニュース 2007/12/05[20:11] +*+*
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