08/09/04 19:12:49
イラン空爆が間近に迫っているとの情報が欧米、中東のメディアを駆け巡っている。
向こう数週間以内に無人攻撃機がイランの核施設攻撃に踏切るという。
イラン軍の最高幹部の一人はイランへの直接攻撃は世界戦争に飛び火すると警告を発しているが、
背景にはイラン空爆情報拡大への危機感の表れとも読める。
向こう数週間以内のイラン空爆情報を発信したのはオランダの有力紙の一つ『デ・テレグラフ』。
8月29日付き朝刊一面トップで報じた。
それによるとオランダ軍諜報機関はイラン兵器産業に潜入した大物スパイに破壊工作を切り上げ
国外への脱出を命じたという。
理由は米軍のイラン空爆が数週間以内に実行されるとの?情報を入手した為としている。
英国の『テレグラフ』、イスラエルの『マーリブ』など有力メディアが相次いで記事の転電を始めた。
この報道と前後してイラン軍の最高幹部の一人がイランへの攻撃は世界戦争への火種となると警告。
イランの友好国、シリアのアサド大統領も同様の見解を明らかにした。
『デ・テレグラフ』は情報のニュース源がオランダの軍情報機関『AVID』関係者と記載。
同機関は『CIA』と密接に行動し、イラン兵器産業への潜入と破壊工作では目覚ましい成果を上げたと指摘している。
一方イスラエル国内では最近、イラン等が放射性物質を詰めた『ダーティ・ボム』と呼ばれる大量破壊兵器で
奇襲攻撃に出る事態を想定した大規模な演習も実施したという。
ロケット、ミサイル、無人機等運搬兵器は多用。イランは必要な放射性物質を密輸で貯蔵しているという。
イランの核開発阻止が外交交渉で失敗に帰せば、イ
スラエルは独自の判断で核施設への空爆を強行する可能性を示唆している。
グルジア領の南オセチア自治州、アブハジア共和国領有権を巡る露・グルジア軍の衝突で欧米VSロシアでは
"新冷戦"勃発も危惧される。イラン空爆情報は深刻だ。
URLリンク(www.aviationnews.jp)