08/08/19 21:35:02
【南ア開発共同体(SADC)】南部アフリカの自由貿易圏が発足、2018年までに共通通貨導入へ[08/19]
南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)で17日に閉幕した南部アフリカ開発共同体
(Southern African Development Community、SADC)の首脳会議で、SADC自由貿易圏が
正式に発足した。2012年までに関税の完全撤廃、18年までの共通通貨の導入を目指す。
自由貿易圏には、まずSADC加盟14か国のうち11か国が参加する。220万%という
インフレ率世界第一位のジンバブエもこの中に含まれる。
自由貿易圏の発足を宣言した南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領は、
「2008年は、SADC域内で行われる全貿易のうち85%が免税だが、2012年までにこの数字を
100%にしなければならない」と演説した。
一方で、SADCと欧州連合(EU)との経済連携協定交渉は難航している。
ムベキ大統領は「(EUとの経済連携協定交渉は)地域レベルの統合を進める上で大きな影響を
及ぼすだろう」と話した。
SADC域内の貿易額では、SADCの新しい議長国となった南アフリカが突出している。
2008-09年の域内(ジンバブエ除く)の国内総生産(GDP)成長率は7.9%と推定されている。
ソース AFP BB News 2008年08月19日 11:20
URLリンク(www.afpbb.com)