08/06/19 17:12:59
★仏、脱「石油・石炭」を推進 全建物で太陽光と風力発電
フランス政府は温暖化ガス排出を大幅に削減するための包括対策に乗り出す。2020年末以降に
建設する一般住宅を含むすべての建物に太陽光発電など再生可能エネルギーによる発電装置の
設置を義務付けるほか、同年をメドに石油、石炭など化石燃料の発電所での使用を事実上ゼロにする。
7月の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)を前に踏み込んだ対策を打ち出し地球温暖化の国際交渉で
主導権を握る考えだ。
包括案は電気事業者が展開する大規模発電については風力発電など再生可能エネルギーの
比率を20年までに全体の20%に引き上げるよう規定。フランスでは現在、原子力発電が発電量の
80%近くを占めている。再生可能エネルギーで20%を賄えば20年には事実上、化石燃料による
発電がほとんどなくなり、大規模発電による二酸化炭素(CO2)の排出量がほぼゼロに近づく見込みだ。
(07:03)
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