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★仏ルワンダ人団体、ルワンダ大虐殺の発言で外相を訴える
フランス在住のルワンダ人のグループが、1994年のルワンダ大虐殺について「すべてのフツ人
(Hutu)に責任があるかのような発言をした」として、ベルナール・クシュネル外相を名誉棄損で
訴えた。司法筋が10日明らかにした。
訴えを起こしたのは、南仏トゥールーズ(Toulouse)のルワンダ人協会。「外相はルワンダ人を民族で
判断した」として、4月に名誉棄損で訴えた。
問題とされたのは、外相が前年10月に仏ラジオ局「ヨーロッパ1」で行った「多数派のフツ人が
少数派のツチ人(Tutsi)を殺害した」との発言だ。裁判を支援するルワンダ人協会国際連盟は、
「発言は、フツ人は1人残らず虐殺者または虐殺の加担者だと言わんばかりだ」との声明を
発表している。
司法筋によると、フランスの共和国司法裁判所が現在、訴訟の内容を検討しているという。
(c)AFP 2008年06月12日 14:22
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