08/06/01 23:26:28 MphNbjCU
これ嘘をついてたお前が悪い的なレスがやたらと多いが、
そんな単純な問題じゃないんだよ。
カネと家族の面子と女性の命がかかってる深刻な状況なんだから。
ヨーロッパへ渡ったイスラム系移民は、
「ふしだらな欧州文化」に染まった女を嫌って、
母国から「身持ちの固い女性」を連れてくることがしばしばある。
ぶっちゃけて言うと、結納金という形での人身売買。
専門のブローカーがいたりして、両家の間を仲介したりすることも。
お見合いとかそんな生易しいもんじゃなくて、
結婚式当日にはじめて会うとか、そういうレベル。
日本でも戦前はアメリカや南米に移民した人たちが
写真で花嫁もらったりしてたらしいが、
イスラムの場合は女性本人は関係なく家と家が行う取引だから、
花嫁の意思が介在する余地はゼロ。
今回のケースは細かい部分はわからないけど、
会ったのは結婚式か、少なくとも結婚が決まってから。
初夜のベッドで処女じゃないことを告白ってのは、
なぜそんなこと言ったのかわからないけど、
女性にとって、とてつもなくリスクのある行動です。
家と家との関係が破綻したも同然だから、
結納金をめぐる問題が当然起こり、
面子をつぶされた花嫁側の家は、戻ってきた花嫁を殺す可能性大。
命かけてまで処女じゃないって言わなきゃいけなかった事情って
いったい何があったのやら。
おそらく、この裁判で主題となったのは、結納金の返還をめぐる問題で、
結婚を金銭関係と同じ契約として考えて、
契約の条件となる処女という大前提が崩れたから
無効として扱ったんじゃないかと思う。
ただことが起こってるのはフランスなわけで、
個人と家との関係、宗教と個人の関係は革命でとうの昔にぶっ壊してる。
国内で人身売買的な結婚が行われていること自体許しがたいのに、
処女かどうかで婚姻の有効無効を争うなんて、もってのほかだというわけです。
この女性の命も守らないといけないしね。