08/04/20 21:15:12
18日付香港紙・文匯報などは、
中国が最南端の海南島三亜市に空母と原子力潜水艦が停泊できる大規模な海軍基地を建設していると報じた。
報道によると、米英両軍による衛星写真解析の結果、中国は三亜市亜竜湾に原潜の停泊施設を建設しているという。
同施設は射程距離が8000-1万4000キロに達し、
米本土も攻撃可能な大陸間弾道ミサイル「巨浪」を10基余り搭載可能な最新鋭原潜の「晋級」(094型)が停泊可能な規模だ。
中国は韓半島(朝鮮半島)に近い山東省青島市と遼寧省葫蘆島市に原潜基地を保有しているが、
日米による監視や浅い水深のため作戦上の制約を受けているという。
中国が最南端の三亜市に原潜基地を建設するのは、横須賀など日本の米軍基地から離れている上、
周辺の水深が数千メートルに達し、敵に探知されにくいためとみられる。
中国はまた、2009年の完成を目指し、亜竜湾に空母が停泊可能な長さ230メートルのふ頭3カ所を建設している。
このため、亜竜湾が今後、中国海軍の中心的基地に浮上するとの観測も出ている。
中国は亜竜湾基地の完成を待って、広東省湛江港を拠点とする南海艦隊の戦力を大幅に移動させる方針とされる。
こうした動きは空母保有などで「大洋海軍」への飛躍をもくろむ中国の姿勢の表れとみられる。
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