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【ロシア】チェチェンで武力衝突、治安部隊隊員ら9人が死亡[03/23]
戦争で疲弊し、近年は比較的平穏を保っているロシア南部のチェチェン共和国で19日夜、
治安部隊と武装勢力の武力衝突で9人が死亡したとロシアの通信社が20日に報じた。
ロシアは1994年と1999年に分離独立派の暴動を鎮圧するためチェチェンに部隊を派遣した。
ここ数年、連邦はチェチェンを再建するために数百万ドルを費やしてきた。
19日水曜夜、モスクワ時間の午後10時（グリニッジ標準時夜7時）過ぎに、
ウルス・マルタノヴスキー（Urus-Martanovskiy）地区での銃撃戦中に、治安部隊員5人と
分離独立派の3人、通行人1人が死亡したとインタファクスが報じた。
「Alkhazurovo村近郊の森で、10人から15人の過激派グループが発見され
法執行官との武力衝突が起こった」との治安当局筋の話をインタファクスが伝えた。
逃走中の分離独立派が車に発砲、地元の住人1人が銃撃を受けて死亡。
また同乗していた他の2人が負傷したと通信社が報じた。
チェチェンに隣接している北コーカサス地方のイングーシ共和国では19日夜、
ロシアの装甲兵員輸送車（APC）2台が路肩爆弾の爆発で破損し、
2人の兵士が負傷したとRia通信社が報じた。
チェチェンからの暴力は、隣接している北コーカサス地方のイングーシとダゲスタンの
領域に溢れ出した。昨年を通して、ロシア政府がほとんど正常に回復したと主張する
チェチェン自体よりも、隣接している領域で銃撃戦が頻繁に発生している。
ソース Reuters Thu Mar 20, 2008 1:38am EDT
Nine killed in Chechnya firefight -Russian agencies （依頼スレの訳を基に作成）
URLﾘﾝｸ(www.reuters.com)