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ロシアが欧州全体を自国のミサイルの射程圏に収めるレベルにまで到達した。
ロシア戦略ロケット軍のニコライ・ソロフツォフ司令官は最近、「今年製造される
大陸間弾道ミサイル“トーポリM”11機すべてを欧州に配備する予定だ」と明らかにした、
とロシア・ノーボスチ通信が5日に報じた。
プーチン大統領が先月14日の年頭会見で、「チェコとポーランドに配備される米国の
ミサイル防御システムが、ロシアの安全保障にとって脅威となるならば、われわれも
欧州向けにミサイルを配備して打ち上げるしかない」と発言した内容が現実のものとなった。
2005年末から実戦配備されたトーポリMは、最大射程距離が1万500‐1万1000キロに達する。
六つの核弾頭が搭載でき、固定発射台からも移動可能なトラックからも打ち上げが可能だ。
北極海や太平洋を越えて米国向けに、これまでロシア北部と中部地域に53機が配備されているが、
欧州を狙うのは異例のことだ。
ソロフツォフ司令官はさらに、「今後2‐3年中に、欧州向けのトーポリMに多弾頭個別誘導方式を
装着して性能を高める」とも述べた。ロシア独自の衛星航法システム「グロナス」を利用し、
打ち上げ後もミサイルの軌道や方向を自由自在に変更可能で、米国の迎撃ミサイルを
避けることができると説明した。
今年5月に退任する予定のプーチン大統領は、在任中の最後の海外訪問として、
4月2日から4日にルーマニアの首都ブカレストで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への
参加がすでに決まっている。欧州向けのトーポリM配備は、米国を軸とするNATOに対し、
「東欧にミサイル防衛(MD)システムが配備されれば、ロシアは報復も可能だ」という警告の
メッセージが込められているのでは、との観測も流れている。
2008/03/07 10:18:17
ソース(朝鮮日報):
URLリンク(www.chosunonline.com)
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