08/01/19 01:39:03
暴力少年をシベリア送り 電気なし、トイレは外・・・更生策で物議 ドイツ
---
【ウィーン17日石井群也】
ドイツ中部のヘッセン州が暴力行為を繰り返した16歳の少年を、更生させる目的で
極寒の地ロシア・シベリアに送り、小屋暮らしをさせていることが17日、分かった。
ドイツの主要メディアが一斉に報じ、更生のあり方として是か非か、物議を醸している。
シュピーゲル誌(電子版)などによると、
少年は家庭や学校で暴力を繰り返したことから、同州少年福祉局が
「厳しい環境に身を置くことで、生活上の諸問題を暴力に頼らず解決する生き方を学んでほしい」
と、シベリアで9カ月間暮らさせることを決定した。
少年は、昨年末からシベリアの寒村でロシア語の話せる随行員と小屋暮らしを開始。
電気なし、トイレも屋外という最低限の設備しか与えられない状況下で、
数キロ離れた地元の学校に通っているという。
連邦法では、18歳未満の少年を更生目的で海外で教育させることは、
両親が了解すれば認められている。
2006年には約600人の少年がフィンランドなどに送られたが、
シベリア派遣は知られておらず、教育関係者に衝撃を与えた。
少年犯罪対策の専門家からは
「ドイツ国内の生活に順応できるようにすることが更生の目的なのに、
環境の違うシベリアで何を学べるのか」との批判が出ている。
(01/18 13:47)
★ ソースは、北海道新聞 [日本] とか。
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)