08/01/15 15:21:34
米中央情報局(CIA)が1974年に作成した核兵器拡散の見通しに関する文書で、
米海空軍の分析として、日本が1980年代初頭にも核兵器の保有を決断する
「強い可能性」があると指摘していたことが14日、わかった。
ただ、文書の中では、日本の核保有に否定的なCIAなどの分析も紹介し、
両論併記の形となっている。文書は74年8月23日付で、米民間機関の請求で
最高機密指定が解かれた。
文書によると、米国が74年5月のインドの核実験に強い反発を示さなかったことや、
イスラエルやエジプトに原子炉や核燃料を提供したことから、米海空軍の情報当局は、
当時の日本で安全保障の不安が一部に広がり、米国の「核の傘」の下にいることに
懐疑的な考えも出ていると分析。今後、中国、ソ連(当時)との関係悪化や核拡散が
進めば、日本の指導者たちは80年代初頭にも核保有の結論に至る可能性が高いと
している。
ソースは
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