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カナダのアルバータ(Alberta)州カムローズ(Camrose)で前月、少年4人が
電子レンジでネコを加熱して殺す事件が発生し、少年らに対する批判が
インターネット上で激しくなっている。
騒ぎを受けて警察当局は7日、一部のウェブサイトを閉鎖すると発表した。
事件を起こしたのは13-15歳の少年4人。少年らは強盗に入った先の家の飼い
ネコを電子レンジの中に入れ、スイッチを入れたまま放置して殺害したと
される。
地元紙エドモントン・ジャーナル(Edmonton Journal)が報じた近隣住民の
話によると、4人は押し入った家で盗みをはたらいたうえ、電子レンジの中に
この家の飼いネコを押し込めた。
少年らはキッチンの戸棚にペンで「かわいい猫だね、電子レンジの中を見て
みな」と落書きまでしていたという。
事件発生時、家の住人は休暇で不在。留守を任された友人が電子レンジの中で
死んでいるネコを発見したという。
事件の発覚とともに、インターネットの各サイトでは少年らへの辛らつな批判
の書き込みが激増。
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のフェースブック(Facebook)
には、少年らに対し「射殺されるべきだ」「怪物のような人間だ、拷問しても
いい」などのコメントが書き込まれた。
さらに少年の実名を公表したり、「顔をぶっつぶしてやれ」などと過激に批判
するコメントのほか、動物虐待行為の減少に向けより厳格な法律を導入すべき
だと訴えるものもあった。
警察当局は、こうした書き込みのなかには、未成年容疑者の身元を明かすこと
を禁じるカナダの法律に抵触するものもあるとして、前週末にかけて複数の
ウェブサイトを閉鎖したという。
少年らはネコ殺害の罪ですでに起訴され、2月に公判が行われる予定。
ニュースソース:AFP
URLリンク(www.afpbb.com)