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【ワシントン＝宮崎健雄】人権派として知られ、いわゆる従軍慰安婦問題で日本に
公式謝罪を求める決議採択にもかかわった米下院外交委員会のトム・ラントス委員長
（７９）（民主）は２日、食道ガンがみつかったため、２００９年１月の任期満了とともに
引退すると発表した。
ラントス氏はカリフォルニア州選出で、ハンガリー出身のユダヤ系議員。
ナチス・ドイツ時代には強制収容所に入れられた経験をもつ。その後米国に渡り、
１９８０年に下院で初当選し、現在１４期目。ユダヤ人虐殺（ホロコースト）を生き延びた
唯一の米議員として、人権問題に取り組んだ。下院本会議で０７年７月に可決された
慰安婦決議については、当初から決議案を支持し、共同提案者にも名を連ねた。
ソース：（2008年1月3日20時43分 読売新聞）
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