07/12/26 20:13:48
内閣府が26日午後発表した2006年度の国民経済計算確報(フロー編)で、06年
暦年の名目国内総生産(GDP)が世界経済に占める割合は9.1%だった。前年からは
1.1ポイント落ち込み、1980年に調査を始めてからの過去最低を更新。水準自体も
1994年(17.9%)の半分に低下し、デフレが長引く中で、日本経済の地位低下が
鮮明となった。
06年の1人当たりの名目GDPは3万4252ドルとなり、経済協力開発機構
(OECD)加盟国中で18位だった。デフレが重しとなって名目GDPの伸びが
鈍かったことに加え、外国為替市場で円安・ユーロ高となったことが響き、前年の
15位から後退。地位低下に歯止めがかからなかった。
一方、併せて発表した06年度の国民所得は前年度比1.8%増の373兆2000億円と
4年連続で増加した。雇用者報酬が2年連続で伸びたほか、利子や配当などの財産
所得が3年連続で増加。労働分配率は70.5%と前年度(70.8%)からほぼ横ばいだった。
ソース NIKKEI NET
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