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【アメリカ】米FBI、個人の身体的特徴に関する大規模データベースを構築へ
治安管理のための人物特定を目的として、個人の身体的特徴に関する世界最大のデータベースを
構築するため、米連邦捜査局(FBI)は現在、逮捕後の容疑者写真や手形、指紋などのデータの
収集・蓄積を拡大している。FBI報道官が22日、明らかにした。
FBIのRichard Kolko報道官は22日、同計画に関する米ワシントン・ポスト
(Washington Post)紙の報道について認めた。
計画が予定通り完了すると、米政府は世界中の犯罪容疑者について、過去に例のない特定能力を
持つことになるという。同紙によると、FBIでは今後10年で、現在収集している身体的特徴の
情報の量や種類を大幅に拡大する計画。
同紙はこの計画を進めているFBIの情報担当部門の話として、捜査官らは写真や指紋のほか、
瞳の虹彩、顔の形、傷、歩き方や話し方まで犯罪者特定に利用できるようになると伝えた。
FBIではすでに数百万人分の指紋情報を、ウェストバージニア(West Virginia)州にある
同局の機密管理施設のデータベースに蓄積している。広大な地下施設に保管されている
データベースには、すでに5500万人分の指紋が電子化されていると同紙では報じている。
ソース AFP BB News 2007年12月23日 19:14
URLリンク(www.afpbb.com)