07/12/20 13:30:58
【ニューヨーク=佐々木良寿】米誌タイムは19日、世界で最も影響力を発揮した人物を
選ぶ年末恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、ロシアのプーチン
大統領を選んだと発表した。
プーチン大統領は、2000年5月の就任以来、強権的政治手法で破たん寸前だった
ロシアの立て直しにまい進し、国際政治でも、影響力を強めてきた。
来年5月の大統領退任後も、首相として引き続き「強いロシア」を主導していくと
見られている。
同誌のリチャード・ステンゲル編集局長は、選定理由のなかで、「大統領が改革者
なのか抑圧時代に逆戻りさせる独裁者なのかは、10年以上たたないとわからない」と
した上で、「自由主義国が享受する原理、原則や思想を犠牲にして、安定実現に
たぐいまれな指導力を発揮し、冷戦後の世界政治で埋没していたロシアを再び大国と
して復活させた」と述べた。
ソース 読売新聞
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