07/11/20 11:54:14
□「病院到着が早ければダイアナ元妃は助かった」、外科医が証言
【11月20日 AFP】英国ロンドン(London)の高等法院で開かれているダイアナ元英皇太子妃
(Princess Diana)の死因究明の審理で19日、英国の外科医が「当時の医療スタッフが時間を浪費せず
病院に30分早く到着していれば元妃は助かった可能性がある」と証言した。
心肺外科の権威であるトーマス・トレジャー(Thomas Treasure)教授は、フランス・パリ(Paris)の
トンネル内での事故後、現場に駆けつけた医療チームの救急処置は「極めて適切」だったものの、
その後「命をとりとめるチャンスが徐々に失われていった」と語った。また「迅速に搬送して、
緊急医療チームが病院に待機し、開腹手術が適切に行われていたら」元妃は助かったはずだと証言した。
「貴重な時間が浪費されたと思うか」との質問には「言いにくいことだが、今となっては助かったかと
聞かれて『イエス』と答えるしかない」と答えた。
今回の審理で明らかにされたところによると、ダイアナ元妃は、事故から35分以内の午前1時に
車の残がいの中から救出された。このとき既に心肺停止状態で、心臓マッサージが行われた。しかし、
「容態が安定しないまま搬送するのは危険」との判断で、救急車に乗せられたのはそれから40分後の
午前1時40分。容態が不安定にならないよう救急車はゆっくり走り、病院まで数メートルのところで
血圧が急激に下がったため5分間停止した。ようやく病院に到着し、医師が懸命に蘇生処置を行ったが、
午前4時頃に処置を断念した。
以前の審問では、ダイアナ元妃の処置を調査した別の教授が「元妃は興奮し、処置を拒否して現場の
医療スタッフが腕に刺した点滴の管を抜いた」と証言していた。(c)AFP
出典:AFP BB News 2007年11月20日 11:26 発信地:ロンドン/英国
URLリンク(www.afpbb.com)
画像:事故に至る軌跡(裁判において提出された証拠より)
URLリンク(fuji76.sakura.ne.jp)
事故現場地図(Google MAP)←矢印の位置ではなくて、中心よりやや左側の交差点下トンネル内。
URLリンク(maps.google.co.jp)'Alma&sll=48.856558,2.350966&sspn=0.114751,0.22625&ie=UTF8&ll=48.864196,2.302301&spn=0.001793,0.003535&t=h&z=18&om=1
ロンドン高等法院の審理における証拠一覧
URLリンク(www.scottbaker-inquests.gov.uk)
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