08/06/05 18:13:49
物理学者、荒田吉明名誉教授らは、5/22に大阪大学で行った公開実験で、重水素ガスから高熱とヘリウム原子を検出し、低エネルギーの原子核反応を証明したということです。
この常温核融合実験では、荒田教授はパラジウムと酸化ジルコニウムの合金を含んだ超微細金属粒子内に重水素ガスを注入するという方法を採用しました。教授によれば、合金は重水素を核融合させ、
粒子内の温度を高めることで、50時間は温かくしておくことができるのだとか。
この実験はMartin FleishmanとStanely Ponsが偶然にこの現象を発見したと1989年に発表して以来初めての、実験者以外に認知された常温核融合実験となりました。数多の研究者がこの再現に失敗してから、
常温核融合はエセ科学の代名詞となっていたのですが、今回の実験を目の当たりにした人たちによれば
「荒田教授が提示した手法は、再現できる可能性が高い」
とのこと。