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★情報BOX:韓国ウォン相場に影響を及ぼす可能性のある来週の注目材料
韓国ウォンは過去1週間にわたり、大量の資金が国外に流出する可能性があるとの懸念を背景に
大きく下落した。ウォンは4日終値の時点で、ドルに対し年初来17%下落、アジアで最もパフォーマンスの
悪い通貨の一つとなった。
ウォン相場に影響を及ぼす可能性のある来週1週間の主要行事は以下の通り。
9月8日
韓国統計局が8月の消費者信頼感指数を発表。7月は7年半ぶりの水準に低下。
個人消費が引き続き景気を圧迫するかどうかを示す重要な指標とみられている。
9月9─10日
約19兆ウォン(168億1000万ドル)の国債が償還期限を迎える。このうち3分の1を超える
約67億ドルは外国人投資家が保有。これを背景とした国外への資金流出に対する懸念が
最近のウォン急落の大きな要因となっている。
9月11日
韓国銀行(中央銀行)が金融政策委員会を開催。エコノミストの間では、中銀が不安定な
ウォン相場を支えるため追加利上げを行う可能性があるとの見方が拡大。
中銀は7月、政策金利を25べーシスポイント(bp)引き上げ、7年半ぶり高水準となる5.25%とした。
9月11日
韓国政府が10億ドルの国債発行計画の条件を設定する見通し。韓国による海外での国債発行は
2年ぶりで、外国人投資家の需要を測る重要な判断材料となる。
市場筋はドル建て10年債発行の可能性が高いと指摘。
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◆ロイター:2008年 09月 5日 14:33 JST
URLリンク(jp.reuters.com)