08/09/04 16:30:28
米共和党の大統領候補に指名されるマケイン上院議員の陣営が、
北朝鮮をテロ支援国指定から直ちに解除することに否定的な立場を表明した。
安保問題のブレーンを務めるシャキー専任補佐官は3日、
共和党全国党大会会場で記者懇談会を開き、自身の見解だとした上で
「北朝鮮がテロ支援国指定から解除されるためには、寧辺の核施設をさらに解体し、
テロ活動を支援せず、核拡散をしてはならない」と述べた。
現ブッシュ政権より、強硬な対北朝鮮政策を予告するものだ。
また、1日に採択された共和党の政策綱領に6カ国協議に関する言及がなかったことに対し、
「6カ国協議はまだ実行可能な方案ではあるものの道のりは長い」と、
6カ国協議に対する悲観的な展望を示した。
北朝鮮の核放棄の原則である「完全かつ検証可能で、後戻りできない核放棄」(CVID)を
強調しながら、ブッシュ大統領の対北朝鮮政策とは差別化している。
「マケイン候補は寧辺の核施設廃棄の合意を、肯定的ではあるが微々たる措置と評価している」とし、
6カ国協議の合意に北朝鮮の核兵器と核拡散活動、濃縮ウラン計画などが
盛り込まれていないことを指摘した。
さらに6カ国協議と関連しては、「協議の枠内でのいかなる合意も、韓国と日本が安保問題などで、
置き去りにされたと感じることのないようにすべき」と強調した。
ソース
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)