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■焦る円建て借り入れ者たち ~ ウォン下落で元金・利息が急増
ソウル市内で小規模包装紙製造会社を経営するキムさん(67)は最近、新聞の経済面の為替欄を
見てはため息をついている。今年4月末に円建て融資で2億ウォンを借り入れて運転資金に使って
きた。年利わずか3.5%という金利も魅力だったが、将来ウォン高になれば元金も減る可能性があり
ますという取引銀行の貸出担当者の言葉に、躊躇なく円建て借り入れを決めた。
しかし融資を受けてから僅か4ヶ月後、キムさんは心配でたまらない。借り入れ当時の為替レート
は965ウォン/円だったが、今月に入って1048ウォン/円(2日午後3時現在)までウォン安が進ん
だからだ。変動後のレートで見ると、キムさんの元金は2億ウォンではなく2億1720万ウォンになる。
僅か4ヶ月でウォンの価値が8.6%も下落した結果、円で元金を返すには1720万ウォンの追加負担
が生じたのだ。
これに加えて利息も上がった。円ベースで見ると年利3.5%だが、ウォンで見れば事情が違う。当初
の予想では年間700万ウォンだけ利息を払えば良かったが、ウォン安のため60万2000ウォンの利息
負担が加わった。ウォンに換算された利息で計算すると年利3.8%になり、これはウォン建ての貸出
金利の最近の上昇速度を上回っている。
キムさんのように円建て融資を受けた零細中小企業経営者たちの哀訴が相次いだため、銀行側も
円建て融資を慎むよう各支店の貸出担当者に指示するなど非常令を発動した状態だ。ウリ銀行の
チョ・ジェヒョン中小企業戦略部長は、「先月以降のウォン安の進展が尋常ではないので、円建て
融資利用者の被害を最小化するために最近は例外的な場合を除いて顧客に円建て融資を勧めて
いない」と明らかにした。
今年8月末現在の市中銀行5行(国民、ウリ、新韓、ハナ、企業)の円建て融資残高は9129億円で、
前月よりも109億円増加した。これらの銀行の円建て融資は今年3月末に1年4ヶ月ぶりに増加傾向
に変わって以降、継続的に増えており、6ヶ月間の増加規模は500億円にのぼる。
ミョン・ジンフン大宇証券リスク管理チーム長は、「為替リスク管理に不慣れな中小企業が、単に金利
が低いという理由で円建て融資を受ける場合、円上昇時の多額の損害により事業自体が揺らぐ可能
性もある」と警告した。<後略>
▽ソース:ハンギョレ新聞(韓国語)(2008-09-02 19:18)
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