08/09/02 07:33:17
■外貨準備高が5ヶ月連続で減少 … "最長期間"
当局が為替安定のために外為市場にドル売り介入をしたのに伴い、外貨準備高が5ヶ月連続で減少
したことが分かった。外為保有高が5ヶ月連続で減少したのは、1971年に統計を始めて以来のことだ。
2日に韓国銀行が発表したところによると、先月8月末現在の我が国の外貨準備高は2432億ドルで、
前月末に比べて43億2000万ドル減少した。
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月単位の減少額は、史上最大値を記録した先月の105億8000万ドルの半分以下に縮小した。
外貨準備高は今年4月末に2642億ドルから2604億ドルへ減って以降、5ヶ月連続で減少して、昨年
2月(2428億ドル)の水準に帰った。これは統計作成以後、史上初の事だ。4ヶ月連続で減少したのは
統計開始後に1971年7~10月、1983年1~4月、1989年11~1990年2月、1996年7~10月、2001年
1~4月など6回あった。
韓国銀行は、先月の外為保有高が減少したのはユーロ、英ポンド、日本円などが安かったことにより
これら通貨建ての資産の米ドル換算額が減少したからだ、と説明した。韓銀関係者は、「先月の外貨
準備高減少分の大部分が、米ドルが強くユーロと円など異種通貨の価値が下落したことによる評価
損だ」として、「これが一部運用益発生による外為保有高増加分よりも大きかった」と強調した。
しかし、政府が為替上昇抑制のためドル売り介入したことが外為保有高減少を誘発したという見方が
多い。企画財政部と韓国銀行が共同で外為市場介入方針を明らかにした今年7月7日以降、150億
ドル以上を売ったが、8月もこのような基調が続いたということだ。
チョン・ソンイン弘益大学教授(経済学)は、「李明博政権発足以降、外為保有高はドル安が進んだ4月
以後にも連続的に減少している。ドル高が非ドル資産の評価損を発生させたと言っても、外貨準備高
減少の主な要因は政府の為替上昇抑制のための無分別な市場介入だ」と批判した。
外貨準備高の内訳は有価証券が2093億4000万ドルで、前月比9億1000万ドル増加した。外貨準備高
全体の86%を占めた。現預金は333億6000万ドルで、53億2000万ドル減って全体の13.7%となった。
他にIMFポジションが3億4000万ドルで0.1%、SDRが9000万ドルで0.04%、金が7000万ドルで0.03%
だった。
▽ソース:イーデイリー(韓国語)(2008.09.02 06:00)
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