08/09/01 20:08:35
2008年8月29日、浙江省嘉興市でおよそ1000匹の猫を広東省に運ぼうとしていたトラックが、動物
愛護団体の抗議を受けて足止めを食らっている様子がレポートされた。猫は食用にされる運命に
あったようだ。浙江オンラインが伝えた。
29日深夜、嘉興市の物流センターで1000匹の猫を積んだトラックが、動物愛護団体「中国小動物
保護協会」のスタッフによって広東行きを阻止されていた。近くでは警察官も見守っている。トラッ
ク運転手は、「自分達は運ぶことが仕事。詳しいことは何もわからない」と言っているが、同協会
の劉(リウ)女史によると、この猫たちは1キロあたり4~5元(約60円~約75円)、全て「食用」にな
る運命だ。
猫たちは体がやっと入るくらいの木のパレットに、10数匹ずつ入れられていた。パレットの数は73
個。劉女史たちは「お金を払うから全匹解放するよう」求めているが、運転手は頑なに拒否。中に
は明らかに盗まれた飼い猫もいたが、警察は盗んだ証拠がないと何も動けない。法律にも「猫を
食べてはいけない」とは書かれておらず、誰にもこの猫たちを救う手立てがないという。
結局、トラックと愛護団体のにらみ合いは、翌日まで続いた。その間にもスタック達は猫にえさや
水を与えていたが、すでに息絶えた猫もいた。この猫たちはその後、無事解放されたのだろうか?
(翻訳・編集/NN)
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