08/09/01 13:06:56
【ソウル1日聯合】知識経済部が1日に明らかにしたところによると、8月の輸出は373億9000万ドル、
輸入は406億2000万ドルで、月間ベースで32億2900万ドルの貿易収支赤字を計上した。
1月に39億3000万ドルの赤字を記録して以来、7カ月ぶりの大幅赤字となった。
8月の輸入額は前年同月比37.0%の急増、輸出額も同20.6%増加した。
操業日数が減ったため、輸出入いずれも前月に比べると増加の勢いはやや鈍化した。
貿易収支は今年、5月に9億2000万ドルの黒字を計上したのを除いては赤字が続いており、
8月までの赤字累計は115億7000万ドルに達した。通年では通貨危機が発生した
1997年以来、11年ぶりの貿易赤字が予想される。
先月の輸入を品目別にみると、原油高の影響で原油(90%)と石油製品(121%)の急増が目立つ。
先月1日から20日までの原材料輸入増加率は65.8%に達し、前年同期(9.5%)に比べ大きく上昇した。
一方、輸出を品目別にみると、船舶(147%)や石油製品(99%)、鉄鋼(37%)などが大きく伸びた。
一般機械(24%)と無線通信機器(21%)、自動車部品(14%)なども増加を示した。
ただ、自動車はGM大宇、起亜自動車、現代自動車の3社がストライキで生産に支障が生じ、
輸出が7億ドルほど減少した。半導体とコンピューター輸出もそれぞれ13%と28%減ったほか、
先進国の景気鈍化で家電も14%減少した。
知識経済部は、最近の原油価格の下落が9月以降に本格的に影響するようになれば、
貿易収支は黒字に改善されるとの見通しを示している。最近の急激なウォン安が
輸出増加に肯定的な影響を与えるものの、過去ほどその影響は大きくないだろうとした。
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