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[ソウル 31日 ロイター] 韓国青瓦台(大統領府)高官は、為替レートの決定は市場に委ねると
し、インフレ抑制のために政府が人為的に市場に介入することはないと述べた。
オンライン・ニュース「マネートゥデー」が31日伝えた。
同高官は匿名で「為替レートは市場で決まる。政府は介入しない」と発言。介入は市場に不規則な
動きがあった場合にのみ行うと述べた。
「最近のウォン安について、原材料価格が下落に転じたため、政府は何も対策を講じていないとの
批判が一部に出ている。しかしウォン安は、世界的なドル高を反映したもので、市場が規則的に動
いていることを示している。したがって政府は介入しない」と指摘。
ただ「為替市場がまひし、急激に変動する場合は、常にスムージングオペを実施する」と述べた。
青瓦台報道官は、この報道について、為替レートや為替政策についてはコメントしないとしている。
市場では、韓国銀行(中央銀行)がインフレ懸念の緩和を受け、政策の軸足を物価抑制から景気
支援に移しており、ウォン安を容認しているのではないかとの見方が出ている。
ウォンは年明け以降、対ドルで14%強下落している。
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