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就任後、対中国大陸政策において引き続き開放策を実施している馬英九・総統が、
離島の金門で行われた「823金門砲撃戦50年記念大会」の席上で、中国大陸住民が
離島の金門と馬祖を観光で訪問する際の便宜を図るため、将来的には中国大陸
住民にランディングビザを発給する考えを示した。
馬英九・総統の開放策に対して、野党・民進党立法院党団の張花冠・書記長は
台湾を防衛する前線を、制限を設けずに中国大陸住民に開放することは軽率な
やり方だと批判した。張花冠・書記長は、中国大陸住民は不法滞在の問題の
多さで世界的に知られているため、中国大陸住民にランディングビザを発給する
国家はないとし、馬英九・総統の開放策の軽率さを批判すると共に、馬英九政権は
まず、両岸政策の大きな方向を決め、金門、馬祖などの離島に駐屯している
中華民国軍を撤収するかどうかを検討、そして対岸のアモイも台湾側に合わせて
軍隊を撤退させるかどうかを見てから、離島で中国大陸住民へのランディングビザの
発給を実施するかどうかを判断すべきであると主張している。
しかし、馬祖選挙区で選出された、与党・国民党の曹爾忠・立法委員は政府の
開放策に賛同している。曹爾忠・立法委員は金門と馬祖は小さな島で、現地を
観光で訪れた中国大陸住民は行方不明になる可能性が小さく、政府にはこのような
問題を防ぐ力が十分にあると政府に対して自信をを示している。
ソース::RTI
URLﾘﾝｸ(japanese.rti.org.tw)