08/08/29 18:35:08
韓国が不法占拠している竹島(島根県)に続き、対馬(長崎県)の領有権まで主張し始めた。
韓国の与野党国会議員50人が7月、返還要求決議案を発議したもので、危機感を覚えた
日本の地方議員有志(超党派)ら15人が先週、現地視察に入った。そこでは、
看過しがたい現実が繰り広げられていたという。
「3日間かけて島内を回ると、静かに侵食されていることを実感しました」
保守系団体「日本会議地方議員連盟」のメンバーで、視察団の一員である、
東京都港区の山本へるみ区議(顔写真、民主党)はこう話す。
対馬は日本海の西にある国境の島。面積は約708平方キロメートルで、佐渡島、
奄美大島についで日本で3番目に大きい島(北方領土と沖縄本島を除く)だ。
「古事記」や「日本書紀」にも登場する日本固有の領土だが、韓国の国会議員が7月に
返還要求決議案を発議したうえ、同時期に韓国の退役軍人らが対馬に乗り込み、
「竹島も対馬も韓国領土だ」などと激しい抗議行動を展開したため、
危機感を持った地方議員有志らが視察に出かけた。
山本氏は「経済停滞から、対馬の人々が韓国人や韓国資本に土地や建物を売却する
事例が多数出ている。また、それが自衛隊基地の隣接地や周辺に集中するなど、
安全保障上の懸念も出ている」と語る。
2007年に対馬を訪れた韓国人は約6万5000人。1998年は300人だから、216倍にも
膨れ上がった計算になる。特に9年前に韓国・釜山-対馬間の
定期航路が開設されてから著しいという。
これに伴うトラブルも多発しており、山本氏は「韓国人釣り客が法律で禁止されている
『まき餌釣り』をしたり、神社に供えられた賽銭(さいせん)の日本円を価値の低い
韓国ウォンと交換。スーパーで代金を払う前の食料品を食べ出したり、韓国の国花で
あるムクゲを勝手に植えたり、こういう話は数多くありました」と話す。
視察団の感触では、対馬の人々の8、9割は現状に危機感を感じているが、
韓国人観光客で利益を得る商工会などの認識は甘いという。韓国資本が
確保した土地の中には、天皇皇后両陛下の行啓記念碑が建てられている
場所もあるが、現在は簡単に立ち入ることもできないという。
国家の基本は国民と領土だが、福田内閣が竹島をめぐる新学習指導要領解説書の
記述などで不必要な譲歩をしたため、今後、韓国側が対馬についても荒唐無稽
(むけい)な領有権主張を強めてくる可能性がある。
山本氏は「韓国側による土地買収の裏には『対馬を影響下に置きたい』という国家的思惑があるのでは。
外交では、相手の主張に反論しなければ認めたことになる。日本も断固反論すべきだ。
対馬市の財部能成市長は、安全保障上の視点を踏まえた『国境離島振興法』の成立を求めている。
われわれも国会議員を巻き込んで支援したい。ともかく、
多くの国民に現状を知ってもらうことが重要だ」と語っている。
ZAKZAK 2008/08/29
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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